無修正

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無修正(むしゅうせい)とは、画像や映像に対してモザイクやボカシ、塗りつぶしなどの処理がされていないこと。また、その状態の画像や映像のこと。真夏の夜の淫夢においては「モザイクのかかっている部分などを塗りつぶしていないホモビデオ映像」のこと。

概要[編集 | ソースを編集]

2019年現在、単に「無修正」と言った場合「モザイク処理のされていない性的な画像や映像」を指す場合が多い。

真夏の夜の淫夢においては、「モザイクの上から更にそれを覆い隠すように画像を重ねたり塗りつぶしたりする処理をしていないホモビデオ映像」という意味で使われる。

日本における無修正[編集 | ソースを編集]

おおよそ平成時代以降の日本においては、人間の性器が写った画像(写真)や映像にモザイク・ボカシ・塗りつぶしなどの処理を施さずに公開すると、「わいせつ物頒布等の罪」(いわゆる「わいせつ物陳列罪」)に問われることが多くなっている。人間の性器が写った映像などが「わいせつ物」であるとされ、それを一般に公開することが罪となるのである。そのため、ゲイビデオを含むアダルトビデオにおいては、出演者の性器にはモザイク処理が施される。

ただし、法律上「人間の性器はモザイクが無ければわいせつ物」という規定があるわけではなく、昭和時代には画像や映像どころか文章(小説)が「わいせつ物」とされたこと[1]もあった。時代によって「わいせつ物」の定義は大きく変わってきたのである。

淫夢における無修正[編集 | ソースを編集]

一方ニコニコ動画は、ガイドラインにより「性的な内容」を含むコンテンツの投稿を禁止しており[2]、「わいせつ物」に該当するかどうかやモザイク処理の有無にかかわらず、そのような動画は削除されることになっている。当然、「性的な内容」そのものといえるゲイビデオをニコニコ動画に投稿することはできないのだが、淫夢厨は元々のモザイクの上から更に別の画像を重ねたり黒く塗りつぶしたりすることで削除を逃れてきた。

注記[ソースを編集]

  1. 「チャタレイ事件」「悪徳の栄え事件」「四畳半襖の下張事件」など
  2. ニコニコ活動ガイドライン