荒らし

提供:例のアレ辞典
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荒らし(あらし)とは、インターネット上での迷惑行為およびそれを行う者のこと。淫夢厨も荒らしと呼ばれることがある。

概要[編集 | ソースを編集]

電子掲示板、チャット、動画サイト、SNSなどの人が集まる場所において迷惑行為を行うインターネットユーザーが荒らしと呼ばれる。パソコン通信やインターネットの普及とともに誕生し、変化を遂げてきた。個人ホームページ全盛期にはレンタル掲示板やチャット部屋などで機械的な連続投稿を行ったり、誹謗中傷を始めとする迷惑行為を行っていた。また、それらを乗っ取るいわゆる「ハッカー」的なことをする者もいた。

インターネット黎明期はセキュリティ意識が近年ほど高くなく、二段階認証やCAPTCHA[1]などの技術もなかったことから、荒らし対策はWebサイト運営の重要な課題であった。また、Perlなどのプログラミング言語やプロキシの使用など近年から見れば簡単な技術でも当時は珍しく、「スーパーハッカー」なるものが存在するというような幻想があり、どこまでが「荒らし」でどこまでが「ハッカー」なのかがわかりにくかったことからも、「荒らし」の存在感は大きかった。

しかし時代が下るに連れて技術が発展し、荒らし対策のコストは劇的に下がった。また、コンピューター関連の技術も一般化したため、自らの技術をひけらかすという目的での荒らし行為は意味が薄れてきた。近年ではSNSや掲示板などで意見の対立する相手などに執拗に絡んで嫌がらせをするなどの行為とそれをする者が「荒らし」と呼ばれることが多い。

淫夢厨[編集 | ソースを編集]

淫夢厨2ちゃんねるニコニコ動画を始めとするインターネット上において、淫夢とは無関係な場所にまでも淫夢ネタを持ち込むことから、「荒らし」とされることがある。

2010年頃のニコニコ動画においては、淫夢厨が無関係の動画に「淫夢ネタが含まれる」などと無理やり理由をつけて淫夢ネタのコメントを繰り返し、結果として動画投稿者やそのファンが怒り出すということが何度もあった。また、このような行為により、例のアレにおけるクッキー☆が誕生することとなった。

淫夢厨および風評被害に遭った動画も参照のこと

過去の荒らし[編集 | ソースを編集]

例のアレ周辺において過去に活動していた、荒らしとされる人物。

  • 山村兄貴(やまむらあにき)
2010年頃に2ちゃんねるやニコニコ動画のTDNコミュ[2]の掲示板において荒らしを行っていた人物。
  • 乱射魔(らんしゃま)
2009年頃にニコニコ動画びエア本動画や淫夢動画において複数アカウントを使用して荒らしを行っていた人物。

注記[ソースを編集]

  1. 歪んだ文字を読み取るなどのいわゆる「私はロボットではありません」のこと。
  2. http://com.nicovideo.jp/community/co5779 管理者により削除済み