創作実話

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創作実話(そうさくじつわ)とは、体験談や目撃談の体裁をとった作り話のこと。完結したストーリーを持つエピソードとして語られる点において単なる虚言とは異なる。2024年現在では嘘松との呼び方のほうが一般的である。

概要[編集 | ソースを編集]

2ちゃんねるや各種SNSなどで語られる、体験談や目撃談あるいはそれらの伝聞を装った作り話を創作実話と呼ぶ。嘘松マックの女子高生のように注目や賞賛を集めるために語られる場合もあれば、まとめブログや動画などの娯楽コンテンツとして営利目的で作られることもある。

スカッとする話[編集 | ソースを編集]

「因業な姑から言いがかりをつけられ侮辱されたが、幼稚園児の息子の純粋な心から出た一言が図らずもその理不尽を浮き彫りにし、言い返せなくなった姑は顔を真っ赤にして悔しがった」といった具合に、機転の効いた行動で悪役に一矢報いるストーリーを「スカッとする話」と呼ぶ。

中でも悪役に姑、舅、夫、ママ友などを据えたものは女性向けの娯楽コンテンツとして2010年代後半頃から2020年代にかけて商業的に大量生産されてきた。2024年現在、クラウドソーシングサイトでスカッとする話の動画のためのシナリオ制作や朗読の案件の存在を確認することができる。

YouTubeの収益化が一般的になる前にはこの種の女性向け娯楽コンテンツは主に読み物として提供されており、その起源が2ちゃんねるまとめブログ、ひいては2ちゃんねるに投稿された創作実話に繋がる可能性がある。