創価新報

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創価新報(そうかしんぽう)は、聖教新聞社が発行する創価学会青年部向けの機関紙である。日蓮正宗(宗門)に対する批判の論調が特に過激で、裁判に発展したこともある。

概要[編集 | ソースを編集]

創価学会の青年部向け機関紙で、聖教新聞社が月2回(毎月第1・第3水曜日)に発行している。

聖教新聞が「受賞」や「就任」を大きく報じているのに対して、本紙は青年部の活動報告や日蓮仏法についての教学、そして何より日蓮正宗(宗門)を始めとする他宗の批判が主な内容となっている。

宗門批判[編集 | ソースを編集]

1992年9月16日号1面

青年部向けの機関紙である創価新報の論調は過激なものが多く、1991年の破門の前後から続く宗門および法主の日顕に対する批判には極めて口汚い表現が多用されている。下記は1992年9月16日号1面の見出しである。

  • ダンサーに抱きつき、坊主狂態
  • 日顕も興奮、自ら踊りたがる一幕も
  • またまた発覚!!色情狂団・日顕宗の実態

対立しているとはいえ仮にも僧侶に対して「日顕も興奮」「色情狂団」とはなんとも罰当たりな中傷である。

しかし、記事の内容が事実かどうかはともかく写真だけ見ても下世話な意味で「面白い」ものが多く、そもそもなぜこのような写真が存在しているのかは気になるところである。

偽造写真事件[編集 | ソースを編集]

日蓮正宗による創価学会の破門から一年ほどが経過した1992年10月21日、創価新報に「法主の日顕が芸者遊びにうつつを抜かしている」とする記事が次のような見出しで掲載された。

  • 日顕の“病気”「温泉豪遊・芸者遊び」
  • 悪評高い“湯の町エロジィ”お上人

更に、同年11月4日と11月18日発行の次号と次々号においても同様の記事が掲載された。

  • えっ、これじゃ「日顕堕落宗」?
  • 退座の後はここにキマリ 猊座がなくても“芸座”があるサ
  • これぞ極めつけ「ワシ、もう“成仏”しそう」

しかし、後にその中の写真の二枚が変造されたものであったことが明らかになった。日蓮正宗は平成5年5月1日、この件が名誉毀損であるとして創価学会を提訴した。最終的に最高裁まで争われ、写真が偽造であることを認定して創価新報への謝罪広告の掲載を命じた1999年12月6日の東京高裁の判決が確定した。

なお、僧侶らが宴席に芸者を呼んだ事実についての争いはなかったようである。

注記[編集 | ソースを編集]