嘘松

提供:例のアレ辞典
2018年7月14日 (土) 18:47時点における八殿場 (トーク | 投稿記録)による版
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嘘松(うそまつ)とは、主にTwitterで見られる創作実話(投稿者が体験した実話という体裁の作り話)を揶揄した単語である。発祥は2015年12月。元々はアニメ「おそ松さん」ファンの腐女子による創作実話を指す単語だったが、現在では創作実話全般に対して使われるようになっている。類語はラルキマックの女子高生など。

概要

2015年11月23日に「狐十子」(@kaysn7、アカウント削除)というTwitterユーザーが以下の画像付きツイートを投稿した。

【実録】仮免の試験受けに行ったらリアルおそ松お兄さんに会った話を聞いてくれ!!!!!!

さらに12月12日、以下の後日譚が投稿された。

【速報】俺氏、教習所にて再び件のお兄さんに出会い 「俺のことTwitterで描いてました?めっちゃ面白かったですありがとうございます! おそ松さん?見ましたよ~凄く面白かったですwあとフォローさせていただきました!」と言われ無事爆死する

この一連のツイートが嘘臭いとして2ちゃんねるで晒され、フォロワーに該当する人物が存在しないことから嘘が確定、さらに以下のようなツイートが発掘されたことなどから炎上してしまった。

席替えでクラスのイケメンと隣になっちゃって「俺の隣で光栄だろ」って言われて 思わず「ハァ?」って返したら 後日「君の俺に対する汚物を見るかのような目が快感になってしまった...付き合ってくれない?」 って言われて新しい扉を開けてしまってなんだか申し訳ないと思ったけどさすがに断った。

こうして「嘘」と「おそ松」、なんでも実況J板の「大松スレ」に由来する「○○松」というネタから「嘘松」という呼称が誕生した。初出は不明だが、2015年12月15日には既に「【悲報】嘘松ニキまだ現れない」というスレが存在している。従来の「創作実話」よりも短くて語呂が良く、蔑称の意味合いが強いことから急速に広まったものと思われる。

なお創作実話自体は決して最近の流行ではなく、2ちゃんねるでは2000年代前半頃から有名な創作実話コピペが多数見られる。